寒冷地用エアコンが、冬の北国の暖房器具として活躍しています。新築住宅においては、多くのハウスメーカーや工務店でもエアコン暖房を採用。実際に使用したお客様からも「エアコンだけで暖房するのは正直不安だったが、とても暖かい！」という声をよく聞くようになりました。
　寒冷地エアコンの最大の特徴は、室外機に凍結防止ヒーターを搭載していることです。多くのエアコンメーカーから販売されている寒冷地エアコンですが、各メーカー特徴はさまざまです。その中でも人気メーカーの寒冷地エアコンを比較してみました。
 

　霜取り運転もメーカーによって違いがあります。例えばパナソニックの場合、独自のエネチャージシステムにより暖房を止めずに霜取り運転をすることができるので、吹きだし口から冷たい風が出てくることがありません。さらに寒さが厳しいときにはヒーターが自動で霜取り運転をサポートします。
5℃以下になると霜がついていなくても霜取り運転が開始される機種もありますが、三菱の場合は、独自の霜取りセンサーで外気温と熱交換器の温度を見て運転を開始、時間も短縮しています。さらに霜取り運転中は冷たい風が吹き出すことがあるので、ルーバーの向きが人に当たらないように自動で動いてくれます。
 

冷暖房以外の機能は、各メーカーとも除湿・空気洗浄・除菌・脱臭・衣類乾燥機能があるほか、本体内部のお手入れも充実しています。フィルターの自動洗浄機能は今は標準装備、本体内部をより清潔に保つような工夫がされています。中でもパナソニックは、フィルター自動掃除の後は、ホコリを屋外へ自動排出するほか、ＵＶ&ＡＧ除菌もしてくれます。

パナソニック ＵＸシリーズ
三菱 ズバ暖霧ヶ峰 ＨＸＶシリーズ
日立 白くまくん ＺＤシリーズ
 
 

　最上位機種ほどの機能は必要ないと感じる子供部屋や寝室用には、こちらのタイプがおススメです。寒冷地用ならではの凍結防止ヒーターはもちろん、夏の使用に便利な除湿機能や気流制御機能も搭載しています。
 

  本体内部の乾燥機能やフィルター掃除機能など、このクラスでも最低限の機能は搭載されています。子供部屋にエアコンを設置するときに気になるのが、消し忘れです。スマートフォンから電源をＯＦＦできるものもあり、これはとても便利です。スマートフォン対応でないエアコンの場合は、タイマー機能をフル活用しましょう。
 

毎朝タイマーで電源ＯＮ・ＯＦＦを予約しておけば消し忘れの心配はなくなります。さらに帰宅時間にＯＮ・ＯＦＦのタイマー予約をできればさらに便利です。多くのメーカーの場合、タイマー予約は毎日設定しなければいけないものが多い中、パナソニックの場合は、朝と夜など１日２回のＯＮ・ＯＦＦを登録しておくことができ、毎日の設定は不要です。この機能は使ってみるととても便利な機能のひとつです。

パナソニック ＴＸシリーズ
三菱 ズバ暖霧ヶ峰 ＫＸＶシリーズ
コロナ 冬暖 Ｗシリーズ


　今回ご紹介したエアコンは一部を除いてほとんどが日本製となっており、1年間のメーカー保証がついています。さらに保証期間を延長したい方には、有料で延長することができます。パナソニックではメーカー保証とあわせて5年間で3,500円、日立では7年間で5,967円となっております。詳しくはお問い合せください。
　※お家の構造や仕様によってはカタログ等に記載されている適用畳数が異なる場合がございます。