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多層鍋のお話
2014.11.13突然ですが、先日ある うどん店 でこんなことがありました。
お店に入ってすぐ「わたし、ざるうどん」と言い残しトイレに入った娘。
当然ながら、ざるうどんを注文します。
私 ざるうどんの並とミニ天丼のセットをひとつ。
店員さん ざるうどんの並とミニ天丼のセットをお一つですね~~。
私 (子供は残すとは思うけど、これだけじゃ足りないな・・)
あと、わかめうどんの並をひとつ。
店員さん さっきのセットをやめて、わかめうどんの並でよろしいですか?
私 いえ、さっきのセット プラス わかめうどんで・・。
店員さん あ、はい、わかめうどんの並を追加で・・。
この時店員さんは、完全に半笑いでした。
おそらく一人で全部食べると思っていたんですね。
会計を終えて席に着くと同時に娘が戻ってきました。
心の中で(娘の分もあるんです!!)と叫んでいた山本です。
前回の圧力鍋の中で、ちょっとだけ登場した多層鍋のお話を少しだけ・・。
多層鍋とは、熱を伝えやすいアルミニウムと、丈夫で綺麗が長持ちするステンレスを何枚にも重ねたお鍋のことです。
ステンレスの特徴はサビに強く丈夫ですが、熱伝導が悪く熱した部分だけが熱くなるという欠点もあります。
それを熱伝導が良いアルミニウムとサンドイッチ構造にして、一枚の金属を作る技術が開発されました。この高度な圧着方法を開発したのが、ビタクラフト社です。
最大の特徴は、極めて熱伝導が高いことです。すばやく鍋全体にまんべんなく熱が伝わり、保温性にも優れています。熱効率がよいので、調理時間を短縮できて光熱費の節約にもつながります。
多くのメーカーからフタが密着する構造の多層鍋がでていますが、これは無水料理に使えてしかも食材の栄養分を逃しにくいという大きなメリットがあります。
無水料理は、お鍋とフタとが水蒸気の膜で密着する構造になっているので、水蒸気を逃しません。ごくわずかな水や食材だけの水分で調理できます。葉物野菜などは炒めた時に全体にしっとりと調理することができ、揚げ物も少ない油で揚げることができます。
さらに余熱調理も得意です。余熱で麺類を茹でたり、煮込み料理にも最適です。
IHクッキングヒーターがあるキッチンが映し出されていましたが、なぜかカセットガスコンロを使用しています。
なんでだろう?ムラができるからかな??と思ったので、早速試してみました。
多層タイプのフライパンで焼いてみた写真がコチラです。
ムラできてませんよね?!
多層鍋の中にはIHクッキングヒーターで使用できないものもありますのでご注意を!
IHメーカーで推奨しているのは、フジノス・ビタクラフト・ウルシヤマなどです。
購入する際はIH対応かどうかをお確かめ下さい。
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